断熱・省エネリフォーム推進タスクフォースは、既存住宅の断熱リフォームの効果を体験できるイベント「おうちの快適展 ~不快は、断熱で快適にできる~」を12月13日(土)と14日(日)の2日間、グランフロント大阪 北館1階ナレッジプラザで開催します。期間中、断熱の有無による冷暖房費の違いや、窓の断熱性能を体感できる展示を通じて、戸建て所有者やファミリー層に断熱リフォームの必要性を伝えます。
会場では「昭和の家と令和の家」を比較する実物展示で、断熱・省エネ性能の差と冷暖房費シミュレーション値をわかりやすく紹介します。また、冷蔵庫を改造した「冬の窓」と熱源を仕込んだ「夏の窓」を用意し、結露や冷気、夏の暑さなどを実際に触れて体感できるブースを設置します。断熱の仕組みを学びながらスタンプラリーに参加すると、ガラポン抽選でオリジナルグッズやQUOカードが当たる企画も実施します。
同タスクフォースは、住友不動産やLIXIL、YKK APなど7社・団体が連携し、環境省の国民運動「デコ活」事業に採択されています。家庭部門のCO2排出量が日本全体の約7分の1を占める一方、現行の省エネ基準を満たさない住宅が約82%、無断熱住宅が約24%と推計されており、既存住宅の断熱改修が課題となっています。
10月以降は全国各地の環境イベントにも出展し、茨城県笠間市「ふるさとまつり」約2,900人、福岡市「環境フェスティバルふくおか」約1,700人など、延べ数千人に断熱の重要性を訴えてきました。大阪会場でも、猫キャラクター「あったかいねぇこ」「すずしいにゃ~こ」とのフォトスポットなどを通じ、子ども連れでも気軽に学べる場をめざします。
今後は、技術研修や営業支援などを通じて、断熱・省エネリフォームを担う事業者の裾野拡大を図る計画です。イベントでの体験をきっかけに、健康面や家計、防災性の観点からも、既存住宅の断熱改修を検討する動きがどこまで広がるかが焦点となります。
【イベント情報】
イベント名 おうちの快適展 ~不快は、断熱で快適にできる~
会場 グランフロント大阪 北館1階 ナレッジプラザ(大阪市北区大深町)
会期 2025年12月13日(土)~12月14日(日)
公式サイト https://dannetsu-shouene.reform-tf.com/
source: PR TIMES
