二見書房は1月15日、日本に伝わる「呪術」「呪法」を宗教・流派別に整理し、目的別に解説した書籍『呪術・呪法事典』(A5判、536ページ、本体4,500円+税)を刊行しました。古書市場で高値取引され復刊が望まれていた絶版本『日本呪法全書』を加筆・訂正した内容です。
本書は、神道・仏教・陰陽道などで実際に行われてきた修法や呪(まじな)いを扱い、全体像の把握を狙います。修法とは、宗教的作法に基づいて祈願や加持を行う実践を指し、章立てでは「調伏・魔除け」「穢払い・滅罪」「縁切り・縁結び」「財福」「延命長寿」「病気封じ・安産」「成仏」など、効果や目的ごとに参照しやすく配置しました。
著者は作家・宗教研究家の藤巻一保氏(1952年生まれ)で、編集者経験を踏まえ宗教を軸に歴史・思想・文化を主題とした著述を続けてきたとしています。今後は、関連領域の研究・読書需要の受け皿として参照されるかが注目されます。
