日本赤十字社神奈川県支部は2025年12月11日と12日の2日間、神奈川県三浦郡葉山町の湘南国際村センター(上山口1560-39)で、災害時に医療活動を行う赤十字救護員候補27人を対象とした教育訓練を実施します。対象は医療スタッフと事務職員で、県内外の被災地で円滑に救護活動ができる人材の養成を図ります。

訓練は11日に座学中心でノウハウを学び、12日に現場を想定した実践形式で行われます。12日は9時~11時に傷病者の手当てを行う「現場救護所訓練」、12時20分~14時40分に避難所を巡回し健康状態を確認する「避難所支援訓練」を予定しています。局地的な災害への対応や、避難所の状況を評価するアセスメント、巡回診療など、災害初動期に求められる基本的な行動手順を確認する内容です。

同支部は、行政機関や他の救護団体と連携しながらスムーズに活動できるよう、参加者の知識と技術の向上を目的にしています。近年頻発する風水害や地震を踏まえ、訓練で得たスキルを今後の災害現場でどう生かすかが問われるとみられます。

【問い合わせ先】

日本赤十字社神奈川県支部 総務企画課 企画広報係

電話 045-681-2124

メールアドレス kanagawa-kikaku@kanagawa.jrc.or.jp

取材申込期限:12月11日(木)12時まで

source: PR TIMES

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