日比谷花壇が年間約2万5千組の婚礼装花データとオンラインショップの販売動向を分析し、2026年のウエディング装花は「きれいめ・上品」志向が強まる見通しを示しました。年末のクリスマス花ギフトは赤系の販売シェアが2024年67%から2025年76%へ上昇しました。
婚礼装花は、コロナ禍の小瓶を組み合わせた「のびやかなデザイン」や明るい色味の流れを残しつつ、単一花材で束ねる「シングルブーケ」など洗練方向へ移行。2025年の人気は1位カジュアルポップ、2位スイート、3位ナチュラルガーデンで、2026年はスイートに加え、純白×ゴールドの「ロイヤルクラッシー」や淡色×グリーンの「エレガント」などが伸びるとしています。ギフト面では、お歳暮が鉢物中心からクリスマスアレンジへ寄り、年末年始の挨拶「花年賀」は1万円以上の高価格帯が好調で平均単価も上昇しました。今後は暖色系需要と上品回帰が、商品企画や提案手法を左右しそうです。
source: PR TIMES
