国土交通省観光庁主催の「第3回 サステナブルな旅アワード(2025年度)」で、三重県明和町の観光コンテンツ3件が特別賞を受賞しました。内訳は一般社団法人明和観光商社の2件と、一般社団法人NELCrewの1件です。受賞内容と講評を共有する報告発表会・セミナーは2026年2月5日18時〜20時に明和町内で開かれます。

同アワードは、文化や自然を守りながら観光を続ける「持続可能な観光」の優良事例を広げる目的で行われます。観光需要の回復が進む一方、担い手不足や資源の維持費用などが課題となるなか、地域の営みを損なわずに収益を循環させる設計が重視されています。

受賞したのは、神社の維持活動を体験化し参加費の一部を修繕費に回す「一日氏子」体験、職人が宿泊先へ赴く出張型で技術に触れる擬革紙クラフト体験、清流・祓川でのカヤックを通じ環境保全や学びを組み込むプログラムの3件です。評価では、地域の文化・自然・暮らしを丁寧に伝える点や、関係者と連携した運営、観光収益を資源維持や継承につなげる仕組みが挙げられました。今後は報告会を通じ、他地域への応用や担い手育成の議論が進むかが焦点になります。

【イベント情報】
サステナブルな旅アワード特別賞受賞報告発表会・セミナー ― 地域とともにつくる持続可能な観光 ―
2026年2月5日(木)18:00〜20:00
みいとベース(〒515-0342 三重県多気郡明和町南藤原740)
ゲスト:小林英俊氏(北海道大学 観光学高等研究センター 客員教授/同アワード審査委員長)

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