2025年11月28日、東京都内の茶室で「パルミジャーノ・レッジャーノ 道 特別茶会」が開かれました。主催はパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会。裏千家養和会の味岡宗靖氏が亭主、正客にミラモア創設者で金継ぎ哲学者の稲木ジョージ氏。熟成12~60カ月のチーズを利き比べ、年間生産約16万3,000トン、輸出7万2,000トン超、291の乳業組合が支える産業規模やPDO(原産地呼称保護)制度にも触れました。
茶会では青山の老舗「紅谷」との協働で、チーズ入りの茶菓子や羽二重餅を提供。「和敬清寂」「一期一会」といった茶の精神(互いを敬い静謐を保ち一回限りの出会いを尊ぶ意)を体感しました。スペイン系フィリピンと日本にルーツを持つ稲木氏と、千利休の流れをくむ味岡氏が対話し、職人の研鑽と感謝を軸に“道”の共通性を探りました。ゲストにはMEGUMI、安田美沙子、中田くるみ、MARIUS葉らが参加しました。
パルミジャーノ・レッジャーノは生乳・食塩・レンネットのみを用い、サイレージを使わない乳で仕込む伝統製法のチーズ。北イタリア限定の産地でPDO規定に沿い熟成され、濃厚なうま味とナッツ香が特徴です。協会は品質保護と理解促進を掲げています。
今後は2025年6月のジャパンPRコンセプトローンチに続き、日本の伝統文化やクラフトマンシップとの親和性を発信しながら、国内でのブランド価値向上を図る見通しです。
【イベント情報】
名称 パルミジャーノ・レッジャーノ 道 特別茶会
日程 2025年11月28日
会場 東京都内茶室
主催 パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会
source: PR TIMES
