東京都は、食の安全をテーマとした「食の安全都民フォーラム」を令和8年1月28日(水)14時から16時まで開催し、健康食品の利用に悩む都民ら50人を対象に、無料で講演と意見交換を行います。会場は東京都健康安全研究センター(新宿区百人町3-24-1)で、定員を超える場合は抽選となります。
フォーラムは、都民・事業者・行政が情報を共有し、食の安全について考える場として毎年開かれており、今回はサプリメントなど日常的に使われる「健康食品」がテーマです。健康食品は手軽に栄養補給ができる一方、効果や安全性を過信したり、医薬品との飲み合わせなどのリスクを十分に理解していないケースも指摘されています。
当日は、元昭和女子大学食健康科学部教授の梅垣敬三氏が「健康食品との上手な付き合い方」、福島大学農学群食農学類准教授の種村菜奈枝氏が「健康食品に潜むリスクと消費者心理」と題して基調講演を行います。続いて、消費生活アドバイザーの戸部依子氏がコーディネーターとなり、講師2人を交えた意見交換「一緒に考えよう! 健康食品、こんなときどうする?」が実施され、参加者は自身のスマートフォンを使って匿名で意見を送信できます(通信費は自己負担、スマートフォンがなくても参加可能)。
申込は令和8年1月19日(月)までに専用フォームから受け付け、1月23日(金)までに抽選結果がメールで通知されます。当日の様子や写真が後日東京都のホームページやSNSで紹介される可能性もあります。健康志向やサプリ市場の拡大が続く中、東京都は本フォーラムを通じて、科学的知見に基づいた「賢い利用」とリスク理解の浸透が進むかが今後の焦点といえます。
【イベント情報】
令和7年度食の安全都民フォーラム
東京都健康安全研究センター
東京都新宿区百人町3-24-1
開催日:令和8年1月28日(水)14:00〜16:00
特設サイト:https://www.hokeniryo1.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/forum/r7/r7.html
source: PR TIMES
