愛媛県松山市内宮町の大川下流部で12月7日、高校生の呼びかけによる河川清掃が行われ、参加者47人が約1時間半で45L袋21袋分の河川ごみを回収しました。瀬戸内海へのごみ流出を河川で抑える狙いです。企画の中心は、愛媛県立松山西中等教育学校の環境活動グループ「新世界学辞典」で、2024年度に始まった取り組みの3回目となります。今回は同校の「川班」4年生(高校1年生)4人が主導し、近隣高校、町内会、企業、県職員らが参加しました。現場では草丈の増加や川底のえぐれなど環境変化に注意しつつ回収を進め、回収ごみは松山市の「不法投棄ごみボランティア清掃」制度を活用して処理を依頼しました。また、回収したペットボトルを「ラベル・フタあり/なし」など4分類で仕分けし、不法投棄や集積場・自販機横のごみ箱からの流出の可能性を推測しました。今後は調査と回収を継続し、発生要因の特定と流出抑制につなげる方針です。

【イベント情報】

開催日 2025年12月7日

会場 松山市内宮町 大川下流部

参加人数 47名

協力 Cleans the Coast、三浦工業、瀬戸内オーシャンズX推進協議会、愛媛県中予地方局建設部 管理課

source: PR TIMES

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