松竹芸能とヒューリックは2025年12月21日、東京都中野区の「こどもでぱーと中野」で、オンラインゲーム「Roblox(ロブロックス)」を題材にした親子向けワークショップを開催します。対象は小学生と保護者、定員は先着30名で参加費は無料、時間は16時から18時までです。

背景には、大人と子どもがそれぞれ別の画面から情報を得ることで共通の話題が減る「情報分断」の深刻化があります。テレビ中心だった時代と異なり、現在はSNSやゲーム、動画など接する情報が分かれ、価値観や常識のずれが広がっているとされています。一方で、Robloxのようなメタバース型ゲームプラットフォームでは、子どもたちが世界中のユーザーと交流し、自作ゲームで遊ぶ「ITネイティブ」となっている一方、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクも指摘されています。

今回の講座では、松竹芸能所属でRobloxエバンジェリストの角田拓志氏らが、子どもによる実演を交えつつ、大人に向けて安全な利用方法やセキュリティの考え方を解説し、親子で一緒に体験するプログラムを用意します。インターネット自体ではなく、それを悪用する行為と、それに対抗するリテラシー不足が課題だとしたうえで、「子どもと共に学ぶ」姿勢の重要性を訴える内容です。

「こどもでぱーと」は、学習塾や保育、運動教室、クリニック、カフェなどを一体的に配置し、2029年までに首都圏で約20棟の展開を目指す子育て・教育拠点です。今回の取り組みを通じ、施設側は親子が同じデジタル体験と言葉を共有することで、家庭内での対話のきっかけを増やし、今後の継続的なデジタル教育プログラムにもつなげたい考えです。

【イベント情報】

大人と子どもの「情報分断」解消 Robloxワークショップ

会場:こどもでぱーと中野 こどもでぱーとスタジオ(東京都中野区中野2丁目26番11 9階)

日時:2025年12月21日(日)16:00~18:00

対象・定員:小学生とその保護者 先着30名

参加費:無料

【施設情報】

こどもでぱーと公式サイト:https://kodomo-depart.jp/

source: PR TIMES

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