物語運輸（東京都千代田区）は12月24日、検疫手続きが壁となってきた盆栽の海外流通を見据えたプロジェクト「Beyond Bonsai」を開始しました。再生ガラス由来の無機物培地「PureGrow BONSAI」を使い、従来必要になりやすかった輸出時の根の洗浄工程を減らし、国・地域によっては検疫をクリアした状態での輸出を可能にするとしています。
盆栽は海外でも「BONSAI」として認知される一方、土壌に起因する植物検疫や手続きの煩雑さがボトルネックでした。同プロジェクトは、土を使わない栽培設計に加え、全国の盆栽職人の育成・植え替えと、越境ECやクラウドファンディング、インバウンド体験を組み合わせ、日英の映像コンテンツで背景価値も伝える方針です。培地は軽量・清潔で再利用可能、環境負荷が低い点も訴求します。
同社は今後、盆栽の国際的なブランド価値向上やインバウンド売上拡大、産地展開を通じ、後継者不足など地域課題の緩和につなげるとしています。
【関連情報】
Beyond Bonsai紹介動画 https://youtu.be/JkSOE-sF1pw
Beyond Bonsai公式Instagram https://www.instagram.com/beyond.bonsai/
source: PR TIMES