沖縄県宜野湾市の「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」は、SDGsに取り組む宿泊施設を評価する国際認証制度「Sakura Quality An ESG Practice(サクラクオリティグリーン)」で、5段階中上位評価となる「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得しました。沖縄県内では4施設目、プリンスホテルとしては京都に続き2か所目の取得です。
サクラクオリティグリーンは、観光分野の国際団体「グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)」が承認した基準に基づく認証で、42の基準をさらに細分化した172項目をチェックシートと現地視察で評価し、5段階でランク付けします。「4御衣黄ザクラ」は、利用客が増えるほど地域環境をより良くする「リジェネラティブ(再生型)」な施設と位置づけられる水準です。
同ホテルは、照明のLED化や電気自動車(EV)充電スタンドの設置、電動アシスト自転車の導入により温室効果ガスの排出削減を推進。生ごみを堆肥化して循環利用するほか、歯ブラシやヘアブラシにバイオマス素材を採用し、シャンプー類を詰め替えボトルに切り替えることでプラスチックごみ削減も図っています。2連泊時の客室清掃を希望制とすることで、洗剤や水資源の削減にもつなげています。
また、県内ホテルと連携する「Hopeful Okinawa」への参画や、インターンシップ・人材育成プログラム、地域家族を招いた記念イベント開催など、地域社会との共生にも力を入れています。今後、環境配慮型の旅や持続可能な観光への意識が国内外で高まる中、同ホテルのように国際基準に沿った取り組みを進める施設が、旅行先選びの新たな指標として一層注目されていくとみられます。
【ホテル情報】
沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん
沖縄県宜野湾市真志喜3-28-1
source: PR TIMES
