千葉県流山市の宗教法人・妙高山法栄寺(流山市駒木台)は、境内に永代供養型樹木葬「彩華(さいか)」を新設し、2026年1月12日に開園します。同日15時から開園式(落慶式)を予定し、開園前の見学や契約に向けた日程調整の相談は50件以上にのぼるとしています。企画案内と販売サポートは、株式会社ミチスジ(千葉県野田市)と株式会社石の横商(東京都新宿区)が担います。

背景には、墓の継承者不在など供養の担い手不足があります。流山市では65歳以上人口が2023年時点で約4万7000人、高齢化率は22.5%となり、独居高齢者の割合も2010年の11.8%から2020年は15.2%へ上昇しました。全国でも墓じまいに伴う改葬件数が2010年の7万2180件から2022年は15万1076件へ増え、継承を前提にした墓の維持が難しくなる傾向が数字に表れています。

彩華は、人数や使用期限を原則として制限しない設計を特徴に掲げ、家族構成の変化に合わせた利用を想定します。管理面では年間管理費の支払いが困難になった場合、契約約款に基づき永代供養墓へ合祀する対応を行う方針です。駐車場や会館を併設し、葬儀・法要・相談・参拝を同一敷地で行える点も利便性として打ち出しています。墓地経営許可は2025年12月12日に流山市から取得しており、墓地経営・管理主体は法栄寺です。今後は開園後の利用動向を踏まえ、継承負担の軽減策として永代供養の選択肢が地域にどこまで浸透するかが焦点になります。【イベント情報】
開園式(落慶式) 2026年1月12日(月)15:00~
法栄寺(千葉県流山市駒木台185-1)
見学 9:00~17:00(水・木定休、完全予約制)

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