浜名湖で12月13日、浜松市と湖西市の2市にまたがり、海草アマモの種子をSUPで海上から投下する再生活動が行われました。参加は約60人で、湖西市・女河浦海岸沖から浜松市・弁天島いかり瀬周辺までリレー形式で実施し、合計1万数千粒をまきました。種子は海流で流されにくいよう粘土で包み、徒歩では入りにくい海域にも拡大して投入しました。アマモは魚介類の産卵・育成場所となる「海のゆりかご」で、浜名湖では約11年前から減少が続くとされます。燃料を使わない人力移動のSUPを活用し、脱炭素と環境保全の両立も狙いました。2023年設置の有識者委員会が現状や測量状況を共有し、地域連携で再生の継続を目指します。今後は発芽・繁茂の確認を重ね、再生エリアの定着が焦点になります。
【イベント情報】
日時:2025年12月13日(土)9時~13時
拠点:弁天島海浜公園(静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島3775-2)
実施海域:湖西市・女河浦海岸沖/浜松市・弁天島いかり瀬周辺
公式サイト:http://shizuoka.uminohi.jp/
source: PR TIMES
