一般社団法人52Hz(京都市)は2026年4月〜2027年3月、現役の海外大学生や海外大卒業生が全国の中学・高校を訪れる対面の出張授業を原則無料で実施します。対象は最大100校で、学校側の謝金・交通費負担は不要とし、2026年1月7日から応募を受け付けています。
授業は45分〜2時間程度で、総合的な探究の時間や放課後などに実施可能です。登壇者は2〜3名を基本に派遣し、中高時代の探究から海外大学進学に至る経緯、合格までの準備、留学経験、進路選択の考え方などを講演やワークショップで扱います。専門用語は、推薦・総合型選抜のように活動実績や意欲も評価する入試を指すなど、学習段階に応じて説明する想定です。
背景には、進路が多様化する一方で地域・学校によって情報やロールモデル(手本となる人物)に触れる機会が限られ、格差が広がり得るという課題認識があります。52Hzは2022年以降、46都道府県で1,000名以上が参加したオンライン活動で不安や迷いの声を把握してきたとし、学校現場へ直接届ける形に踏み切ります。なお海外大進学支援が十分整備された学校は条件付き無料となる場合があります。今後は応募校の拡大とともに、登壇者の確保や実施効果の検証が継続的な論点になりそうです。
