静岡県熱海市は2025年12月19日、熱海梅園で育った早咲きの紅白梅(白梅「冬至梅」、紅梅「八重寒紅」)を仙洞御所へ献上し、57回目となる「献上梅出発式」を行いました。昭和44年に始まった献上は、上皇陛下の誕生日を祝う取り組みとして毎年続いています。熱海は海と山に囲まれた温暖な気候を背景に、冬至前後から梅が咲く早咲きの産地として知られ、献上梅もその特徴を示すものです。梅を育てた熱海梅園は1886年開園で、現在は約469本・60品種の梅を植栽しています。観梅期は2026年1月10日から「熱海梅園 梅まつり」と「熱海糸川 桜まつり」を同時開催し、市内では早咲き桜「あたみ桜」も楽しめます。市は、梅の献上を起点に冬から早春の来訪需要が高まるか注目されます。

【イベント情報】

第82回 熱海梅園 梅まつり 2026年1月10日開始

第16回 あたみ桜糸川桜まつり 2026年1月10日開始

source: PR TIMES

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