学校法人片柳学園は2025年11月26日、学校法人白樺学園(白樺学園高等学校、北海道芽室町)と教育連携協定を結びました。対象となるのは東京工科大学、日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校の3校で、高校生の進路意識と学習意欲の向上、ならびに高等学校・大学・専門学校教育の活性化を掲げています。
連携内容は、出張授業やキャンパス見学といった進路指導の強化、キャリア教育や職業教育に関する相互支援、施設・設備の共同利用、教育・研究情報の交換など5項目です。片柳学園グループは日本工学院で約26万人の卒業生を輩出しており、理工系・クリエイティブ分野など6カレッジを展開する一方、白樺学園高校は特進・総合・ビジネス・アスリートなど多様なコースで進学・就職を支援し、ICT教育や海外進学にも力を入れています。
協定締結式は11月26日に片柳学園蒲田キャンパスで実施され、白樺学園高校の嶋野幸也校長と片柳学園の千葉茂理事長が署名しました。式後には双方の教職員による意見交換が行われ、すでに2021年3月に連携済みの日本工学院北海道専門学校との取り組みも踏まえながら、今後の具体的な交流内容を検討しています。今回の協定により、地方私立高校と首都圏の大学・専門学校を結ぶ進学ルートが広がるかが今後の焦点となります。
【学校情報】
白樺学園高等学校:北海道河西郡芽室町の私立高校。「自主自律」を掲げ、特進選抜・特進アスリート・アスリート・総合・進学・公務員・ビジネス・マーケティングなどのコースを設置。
学校法人片柳学園:大学・大学院・専門学校・日本語学校を運営。日本工学院は3キャンパスで約26万人の卒業生を持ち、東京工科大学は6学部と大学院を展開。
source: PR TIMES
