全国の犬の飼い主500人を対象にしたインターネット調査で、愛犬のペット保険加入率が61%(305人)に達したことが分かりました。未加入は38%(188人)、分からないが1%(7人)でした。一般的に公表されている加入率約24%(※1)の倍以上で、「もしも」に備える意識が高い飼い主層で保険加入がスタンダードになりつつある実態が浮かび上がりました。

調査はドッグフード情報サイト「ドッグフードの神様」を運営する株式会社エイト(東京都港区)が実施したものです。加入理由で最も多かったのは「高額な治療費・医療費の負担に備えたい」109件で、続いて「万が一への備え(リスクヘッジ)」86件、「病気・ケガのリスク」77件が上位に並びました。「不安・心配を減らしたい」61件、「家族として守りたい」23件など、費用だけでなく心理的な安心を求める声も目立ちました。

一方、未加入理由の1位は「保険料が高い・家計負担」62件で、「今は必要性を感じない」40件、「加入できない(高齢・持病など)」19件、「貯金で備える」17件、「費用対効果が合わない」15件が続きました。「どれが良いかわからない」14件や「補償内容への不満」13件など、商品内容の分かりにくさもハードルになっています。

調査対象は男性325人、女性175人で、40〜50代がボリュームゾーンでした。公表値より高い加入率は、ネット調査に参加する情報感度の高い層の特徴とみられます。今後は、保険料負担と補償内容のバランス改善や、商品内容の分かりやすい説明が進むかどうかが、全体の加入率拡大のカギになると考えられます。

【調査概要】

愛犬のペット保険に関する3本のアンケートを2025年11月19日〜12月5日にインターネットで実施。第1回は犬の飼い主500人に加入状況、第2回は加入者305人のうち274人に加入理由、第3回は未加入者188人のうち176人に未加入理由を聞いています。

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犬のペット保険加入率調査結果

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source: PR TIMES

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