奈良県天理市のなら歴史芸術文化村は、王寺町の町制100周年に合わせた第5回企画展「王寺・コレクション―行くひと 来るもの 息づく文化―」を2026年1月31日~3月15日に開催します。会場は文化財修復・展示棟地下1階展示室で、開館は9時~17時、観覧料は無料です。休館日は月曜で、祝日の場合は翌平日が休館です。
展示では、弥生時代・古墳時代の遺跡や古代寺院址からの出土品に加え、聖徳太子信仰など地域に根付いた信仰の所産を紹介します。さらに、大和川を通じて人と物が行き交った「奈良の玄関口」としての王寺町に着目し、物流に関わる史料も扱い、多彩な歴史文化をたどります。出土品は遺跡から掘り出された遺物、古代寺院址は古い寺の跡地を指し、地域の暮らしや交流の痕跡を示す資料として位置づけられます。
無料での開催により来場のハードルが下がり、王寺町の節目の年に合わせた地域文化の再確認と、周辺観光への波及が見込まれます。今後は会期中の来館動向や反響を踏まえ、県内各地の資料を活用した企画展の継続が注目されます。
【イベント情報】
企画展名:第5回企画展「王寺・コレクション―行くひと 来るもの 息づく文化―」
会期:2026年1月31日(土)~3月15日(日)
時間:9:00~17:00
会場:なら歴史芸術文化村 文化財修復・展示棟 地下1階展示室
休館:月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金:無料
公式情報:https://www3.pref.nara.jp/bunkamura/item/4048.htm#itemid4048
source: PR TIMES
