栃木県益子町で11月29日、太平洋クラブ益子PGAコースを会場に「益子の未来にナイスショット!地域応援ゴルフコンペ」が開かれ、参加者のふるさと納税による寄附総額は76万2000円となりました。参加は事前予約制で、寄附は当日の受付で決済し、寄附額に応じてコンペ代が割引される仕組みです。
背景には、町の主要産業である益子焼の縮小があります。町長は販売額が平成10年頃の約100億円規模から現在は約20億円規模へ、約30年で5分の1に減少したと説明しており、集まった寄附は益子焼の振興に充てる方針です。
当日は閉会式で若手陶芸作家が作品を紹介・販売し、特別制作の益子焼トロフィーも授与されました。自治体、ゴルフ場、現地決済型ふるさと納税サービスを運営するぺいふるが連携した取り組みで、今後はゴルフ以外の地域資源を生かした体験型企画や近隣自治体との連携も検討するとしています。
source: PR TIMES
