福岡県東峰村の窯元「小石原焼やまぜん窯」が、約350年続く伝統工芸「小石原焼」の後継者育成を目的に、クラウドファンディングをCAMPFIREで始めました。支援募集は2026年1月18日(日)23:59までで、返礼品として親方や弟子が手がけたうつわを用意します。伝統工芸分野では高齢化や生活様式の変化を背景に担い手不足が課題となっており、小石原焼でも継承者が途絶えれば技術や文化の継続が難しくなる懸念があります。同窯では作陶と並行して育成を続け、成型、釉薬掛け、焼成といった工程を親方が弟子に丁寧に指導し、完成品は最終確認して品質を担保しているといいます。プロジェクトでは「後継者育成の現場があること」と「うつわを通じて応援できること」を広く伝え、「使うことで未来を支える」循環づくりを狙います。リターンは弟子作品を親方が監修する「弟子応援コース」、工程を分担する「弟子と親方コース」、親方の数量限定作品「匠の親方コース」などで、支援者全員にフリーペーパー「うつわのおと(クラウドファンディング特別版)」を同封し、休刊していた誌面を本企画限定で復刊します。今後は支援の広がりが、育成体制の継続と地域の伝統工芸の担い手確保にどう結びつくかが焦点になりそうです。

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