全国の小学生を対象とした第19回「私とみんてつ」小学生新聞コンクールで、3,099点の応募作品から個人・学校あわせて計141の受賞が決まりました。個人部門の最優秀作品賞(文部科学大臣賞)は東京都台東区立根岸小学校5年・浅羽茉莉さん、学校部門の最優秀学校賞(国土交通大臣賞)は奈良市立六条小学校が受賞しました。上位入賞者は2026年1月10日、大手町プレイスホール&カンファレンス(東京都千代田区)での表彰式に招かれます。

このコンクールは、日本民営鉄道協会が主催し、文部科学省と国土交通省などが後援します。2025年7月1日から9月30日まで全国の小学生から作品を募集し、応募児童数は3,134人でした。個人部門では最優秀作品賞を含む100作品を選出し、ニュース記事賞5作品、絵日記賞3作品、努力賞42作品、若草賞10作品に加え、金賞6作品などが表彰されます。学校部門では41校が選ばれ、最優秀学校賞のほか、鉄道学習への取り組みも評価されました。

19回目となる今回は、地域のローカル線を取材した作品や、環境に配慮した「エコな鉄道」をテーマにした記事など、多様な視点が集まりました。新聞づくりを通して、子どもたちが自ら調べ、まとめ、伝える力を養うことがねらいであり、協会は受賞作品の一部を公式サイトで公開する予定です。今後も継続開催により、鉄道への理解だけでなく、情報を読み書きする「メディアリテラシー教育」の場としての役割拡大が注目されます。

【コンクール情報】

名称 第19回「私とみんてつ」小学生新聞コンクール

募集期間 2025年7月1日~9月30日

応募作品数 3,099作品

応募児童数 3,134名

公式サイト https://www.mintetsu.or.jp/newspaper_contest/

source: PR TIMES

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