日本野菜ソムリエ協会が主催する「第3回クリスマスいちご選手権」で、埼玉県本庄市・久米原農園の「べにたま -X-(クレナイ)」が最高金賞に選ばれました。昨年に続く受賞で、12月においしい“クリスマスいちご”日本一の座を2年連続で獲得した形です。
選手権は東京都中央区で実施され、全国から集まった多数のいちごの中から外観、香り、甘みと酸味のバランスなどを総合評価しました。「べにたま -X-」は、一粒で主役になるほどの「ガッツリした甘味」と「果汁たっぷりの濃厚さ」が高く評価され、「トップオブいちご」との講評も寄せられました。生産者の久米原美幸さんは、肥料や水分の管理を徹底し、甘さを凝縮させる栽培を続けてきたとしています。
金賞には同じ本庄市産の「あまりん」(五十嵐苺園)や「あまりん~煌~」(久米原農園七代目)、埼玉県鶴ヶ島市「べにたま」(ひるま農園)が選ばれ、埼玉県オリジナル品種「べにたま」と「あまりん」の存在感が際立ちました。銀賞では栃木県の人気品種「とちあいか」や茨城「いばらキッス」、奈良「大和なでし苺 ならあかり」など、各地のブランドいちごが入賞し、地域ごとの個性が示されています。
今後は受賞を機に、生産地への観光需要や贈答用いちごの高付加価値化が進むとみられます。一方で、天候不順や資材高による生産コスト増が続いており、各農園が品質と持続可能な経営の両立にどう取り組むかが注目されます。
【商品情報】
べにたま -X-/久米原農園(埼玉県本庄市)
べにたま/苺の時間 ひるま農園(埼玉県鶴ヶ島市)
とちあいか/MerryBerry Farm(栃木県真岡市)
大和なでし苺 ならあかり/橋本農園(奈良県五條市)
べにたま/GRITH FARM(栃木県宇都宮市)
source: PR TIMES
