銀座もとじ(東京都中央区)は、純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクトの20周年に合わせ、記念展「源(みなもと)」を2026年3月13日~22日に銀座で開きます。全国の作り手49名が参加し、染・織・繍(ししゅう)など約70点を展示、入場は無料です。
プラチナボーイは、蚕種(蚕の卵)から養蚕、製糸までを日本国内で完結する“雄蚕のみ”の蚕品種で、2007年に37年の研究を経て誕生しました。2015年には農林水産大臣賞と日本農林漁業振興会会長賞を受賞しています。雄蚕のみでそろえることで繭や糸の品質を安定させやすい点が特徴とされます。
一方、養蚕農家の高齢化で担い手不足が進み、温度・湿度管理や餌の見極めといった経験依存の技術が引き継げず、存続が危ぶまれた時期もありました。同社によると、2024~2025年に若手農家への技術継承が進み、2026年以降も継続できる道筋が立ったといいます。
会期中は養蚕・製糸や販売の現場視点を交えたトーク会(要予約・無料)を実施し、2026年春繭からは体験型企画「プラチナボーイ物語」を再始動予定です。純国産絹の供給と文化継承を、展示と体験の両輪で広げられるかが今後の焦点になります。
【イベント情報】
展覧会「プラチナボーイ20周年記念展『源(みなもと)』」:2026年3月13日(金)~3月22日(日)
会場:銀座もとじ 和織・和染/銀座もとじ 男のきもの/オンラインショップ
入場料:無料
トーク会「お蚕さん ― 繭からのものづくり」:2026年3月14日(土)10:00~11:00(無料・要予約)
トーク会「纏う喜びをお客様へ」:2026年3月22日(日)10:00~11:00(無料・要予約)
銀座もとじ 和織・和染:東京都中央区銀座4-8-12 TEL:03-3538-7878 11:00~19:00(不定休)
体験型企画「プラチナボーイ物語」:2026年春繭より再始動予定
公式詳細:https://www.motoji.co.jp/blogs/events/platinumboy20th_minamoto
