相続手続きを経験した40〜70代以上の男女107人を対象にした調査で、生前に終活や死後の手続きを「話し合う機会を作れなかった」との回答が39.8%に上りました。話し合えなかった理由は「特にきっかけがなかった」40.3%が最多でした。
調査では、遺された側の負担の重さも数値化され、手続きの負担感(0〜10点)は平均6.4点、7点以上の「高負担」は57.1%でした。実施できず困った・後悔した項目は「実家の片付け・持ち物の整理」40.8%が最多で、「感謝を伝える会話」36.7%、「資産・口座の整理・リスト化」28.6%が続きました。
デジタル面では「ログインID/パスワードがわからない」が主な困りごととして挙がり、オンラインサービス利用が広がる中で情報管理の課題が見えます。今後は、話題の切り出し方や整理手順を示す支援が広がるかが焦点です。
【調査情報】
調査名:【第1回】終活に関する意識・実態調査(そうぞくドットコム)
調査期間:2025年11月25日〜12月2日
有効回答数:107名
調査結果:https://so-zo-ku.com/news/6642
source: PR TIMES
