終活協議会(東京都豊島区)は、終活ガイド資格取得者1,035人を対象に「保険の見直し」の実態を調べ、死後の費用への備えが「まだ準備できていない/考えていない」と答えた人が63.5%だったと明らかにしました。調査は2026年5月1日〜31日にインターネットで実施しました。

家族への共有状況では、加入している保険について「まったく話していない」が48.9%でした。死後の手続きや保険金請求では、家族が契約内容を把握しているかが鍵になりますが、情報共有が進んでいない実態が数字で示されました。

保険情報の整理でも未着手が目立ちます。保険情報の一覧化(契約先や証券番号、連絡先などをリストにまとめること)を「していない」は46.2%で、「必要だが手をつけられていない」も24.8%でした。保険内容を「見直したことがない/未加入」は43.2%で、先延ばしの理由は「日々の生活で後回し」が33.8%でした。

同協議会は巣鴨での相談対応を起点に、終活相談や身元保証サービス、終活ガイド資格運営などに取り組んできました。今後は、当事者が忙しさで先送りしがちな「見える化」と家族共有を支える手段づくりが、保険見直しの実行性を左右するとみられます。

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