羽田空港旅客ターミナルが、英国の格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社による「World Airport Star Rating」で、世界最高評価となる「5スターエアポート」を12年連続で獲得しました。対象は第1・第2・第3ターミナルで、年間約8,600万人が利用する大規模空港として、サービス水準の継続的な高さが数値面からも裏付けられた形です。

SKYTRAXは1989年創立の英格付け会社で、世界の空港や航空会社を、サービス、施設、清潔さ、動線など多様な項目から評価します。羽田空港は、館内の清潔さや職員の対応、搭乗手続き・乗り継ぎのしやすさといったターミナル機能に加え、移動時にサポートを必要とする利用者への対応など、アクセシビリティ(使いやすさ・行きやすさ)の面が特に高く評価されました。

国際線拡充や訪日客の増加が続くなか、羽田空港は「人にも環境にもやさしい先進的空港」を掲げ、設備更新やデジタル化、環境負荷低減策を進めています。今後も国際評価を維持できるかは、混雑緩和策や多言語対応、バリアフリー投資をどこまで継続できるかにかかっており、日本の「空の玄関口」としての実力が引き続き問われることになります。

source: PR TIMES

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