神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎海岸で、子どもたちがビーチクリーンとビーチサッカーを体験しながら海洋ごみ問題を学ぶイベントが行われました。茅ヶ崎市の後援を受けて実施され、茅ヶ崎市スポーツアンバサダーの田中颯選手が参加し、子どもたちは数十袋分のごみを回収しつつ、海を守る行動について理解を深めました。

企画したのは、平塚市に本社を置く住宅会社の株式会社マッケンジーハウスです。イベントはトーク、ビーチクリーン、観察とミニ講座、ビーチサッカーという流れで進行しました。拾い集めたごみを分類して観察する講座では、講師から「海岸のごみの約7割は、家の前や公園、道路など内陸部から風や雨で川に運ばれて流れ着く」と説明があり、参加した子どもたちは驚きの声を上げていたといいます。

ビーチサッカー体験では、田中選手が子どもたち一人ひとりに声をかけながらプレーし、環境学習とスポーツを組み合わせることで、「楽しかった」という感想とともに「家でもできることがある」との気づきが聞かれました。集合写真では、子どもたちがビニール袋いっぱいのごみとともに並び、「自分たちの行動で海をきれいにできた」という達成感を共有しました。

自治体後援のもと民間企業とアスリートが連携した今回の取り組みは、地域の海岸保全と環境教育を両立させるモデルケースになり得ます。主催企業は、今後も継続的なビーチクリーンや子ども向けプログラムを検討しており、近隣エリアへの展開や学校との連携が広がるかどうかが注目されます。

【イベント情報】

場所 茅ヶ崎海岸(神奈川県茅ヶ崎市)

主催 株式会社マッケンジーハウス(神奈川県平塚市錦町2-16)

協力 茅ヶ崎市(後援)、田中颯選手

source: PR TIMES

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