蒟蒻素材を使った防災食「NINZIA欧風カレー」が、農林水産省の「NIPPON FOOD SHIFT」関連企画「FOOD SHIFT セレクション」で入賞し、家庭備蓄の市場拡大に寄与する加工食品として選ばれました。選定部門は「部門③」で、評価対象は同商品の備蓄用途での利便性や提案力です。
同商品は、独自のこんにゃくペースト「NINZIA PASTE」と大豆を用い、出汁と肉を植物性のみで構成しつつ、ゴロッとした食感のプラントベース肉をうたいます。湯煎や加水をせず開封してそのまま食べられる設計で、非常時専用ではなく日常でも食べやすい味により、食べながら補充する「ローリングストック」を促す狙いです。
一方で備蓄の運用には課題も残ります。自治体備蓄の全量の4分の1が消費期限切れで廃棄されているとも言われる中、同社調査(300人)では「防災食は美味しくない」49%、「賞味期限の管理が大変」53%でした。今後は、日常利用と備蓄を両立する「フェーズフリー食品」の普及が、家庭・企業の備蓄定着と食品ロス低減の両面で焦点になりそうです。
【商品情報】
FOOD SHIFT セレクション(受賞ページ)https://nippon-food-shift.maff.go.jp/2025/aw_selection_award.html
NINZIA公式サイト https://ninzia.jp/
オンラインショップ https://store.ninzia.jp/
source: PR TIMES
