西本願寺(京都市下京区)は、通常非公開の国宝書院「鴻之間」で精進料理「お斎(とき)」を味わえる接待を2026年1月10日(土)~15日(木)に実施します。日中法要の終了後、各日2回(正午/13時頃、10日は12時30分のみ)行い、懇志は1人1万円以上、予約制です。背景には、御正忌報恩講法要(1月9~16日)に合わせ、仏教で僧侶が正午までに食事を取る習わしの「斎」を参拝者にも体験してもらう狙いがあります。料理は創業150年以上の精進料理店「矢尾治」が用意し、動物性食材を使わない一汁五菜を基本に、聖護院大根や湯葉、柴漬けなど京の食材を盛り込みます。配膳は本山御用達商として約400年の歴史を持つ開明社の社員が担います。例年申し込みが多く、定員状況により席を用意できない場合があるため、早めの予約が呼びかけられています。今後も法要期に合わせた伝統文化体験の機会として、参拝と食の接点が広がるかが注目されます。
【イベント情報】
期間 2026年1月10日(土)~15日(木)
時間 1回目 正午/2回目 13:00頃(1月10日は12:30のみ)
場所 西本願寺 国宝書院「鴻之間」(全席椅子席)
懇志 1人1万円以上
申込 2025年12月1日(月)より電話・FAX・龍虎殿受付カウンターで予約受付
公式 西本願寺「お西さん(西本願寺)」https://www.hongwanji.kyoto/
source: PR TIMES
