子どもから「保険どうなってるの?」と聞かれた場合、60歳以上の親の92.0%が「嬉しい」「きちんと話そうと思う」と前向きに回答しました。一方で、自身の保険内容を子どもに「伝えていない」とする人は48.8%に上りました。株式会社モニクルフィナンシャルが、死亡保険に加入し子どもがいる60歳以上の男女500人を対象に2025年11月4〜5日に調査しました。

伝えない理由は「まだ元気だから」21.3%が最多で、「子どもが関心を持っていない」18.9%、「まだ自分で管理したい」18.4%が続きました。話す際の不安は「老いや死と向き合うのがつらい」45.6%が最大で、「お金を当てにされる不安」19.8%を上回りました。

子どもに伝えるメリットは「いざという時、手続きで困らないように」54.8%が中心です。ただし「保管場所」を伝えているのは約5割、「代理店連絡先」は2割台にとどまり、請求に必要な情報が欠けやすい状況です。切り出し方は「雑談の延長」35.8%が「改まって時間を設ける」20.2%を上回り、エンディングノート40.4%やチェックリスト27.8%の活用が支持されました。今後は、帰省など家族が集まる機会に、手続き情報の共有を「事務的な確認」として進める動きが広がりそうです。

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ほけんのコスパ「親の生命保険に関する意識調査(第1弾:親編)」 https://hokencospa.jp/feature-groups/survey/features/parent-insurance-part1

source: PR TIMES

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