箔座(石川県金沢市)は、金沢発コスメ「CHAYA cosme」の定番ボディクリーム「クリームフォーボディ 紅い梅の香り」を刷新し、2026年1月23日に発売します。新たに金沢産の梅果実から抽出したエキスを保湿成分として配合し、価格は50gが1,980円、200gが3,960円(税込)です。販売は金沢市内店舗や東京・日本橋の店舗、自社ECなどで行います。

同社によると、金沢産梅果実エキスの配合は業界初とし、地元のJA金沢市梅部会の生産者の声を反映しました。飲食・酒造向け需要が中心だった梅を化粧品用途で活用することで、新たな需要創出につなげる狙いもあります。背景には、梅農家の高齢化や後継者不足といった地域課題があり、地産地消の取り組みとしても位置づけます。

リニューアルでは、従来からのヒアルロン酸(保湿成分)に加え、9種の植物エキス(うるおい成分)を追加し、処方をパラベンフリー(防腐剤の一種であるパラベンを不使用)に変更しました。金箔(整肌成分)を配合し肌のキメを整える点や、軽やかで伸びのよい使用感、「紅い梅の香り」とされる上品な香調は維持するとしています。

金沢の梅文化に着想を得てきた同シリーズが原料面でも地域性を強めたことで、今後は観光地の土産需要に加え、首都圏店舗やECでの継続的な販売拡大が焦点となりそうです。原料の安定確保と生産者側の供給体制づくりが進めば、地域素材を生かした化粧品の展開が広がる可能性があります。

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