北海道鶴居村の釧路湿原国立公園に隣接する丘陵地約7.5haについて、日本ナショナル・トラスト協会と鶴居村が共同で取得し、メガソーラー設置による景観・生態系への影響を未然に防ぐ取り組みが始まります。土地購入費は300万円で折半し、協会分の150万円を全国からの寄付で募ります。対象地は雪裡川にかかる「音羽橋」から見える景観の一部で、冬季にタンチョウが集まるねぐら周辺と重なる地域です。ナショナル・トラストは寄付で土地を取得し保全する仕組みで、自治体との共同購入は協会にとって2015年の歌才湿原(約5.5ha)に続く2例目となります。寄付が目標を上回った分は、タンチョウ保護や景観保全の別の土地購入などに充てる方針で、地域主導の再エネ立地調整と自然保護の両立モデルになるかが注目されます。

【キャンペーン情報】

名称:寒立(かんだち)の鶴居タンチョウトラスト・キャンペーン

目標金額:150万円(一口5,000円~)

寄付方法:郵便振替または銀行振込

公式URL:https://www.ntrust.or.jp/trust_project/tsuruimura/index.html

source: PR TIMES

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