神奈川県小田原市の老舗メーカー・鈴廣かまぼこは、2026年の干支「午(うま)」をモチーフにした、かまぼこ1切れだけで作れる飾り切りレシピを自社サイトで公開しました。厚さ12mmに切った紅白かまぼこに3mm幅の切り込みを7カ所入れ、差し込んで立てることで、午の「たてがみ」を表現するのが特徴です。
飾り切りは、耳や鼻の部分を斜めにカットし、さらにストローでくり抜いたかまぼこの端材を「目」としてはめ込むことで完成します。工程は6ステップに整理され、専用の道具を必要としないため、家庭で初めて飾り切りに挑戦する人でも取り組みやすい内容とされています。重箱のおせちやお雑煮、ワンプレートのお正月メニューなど、幅広い料理への応用を想定しています。
このデザインを考案したのは、社内資格「かまぼこソムリエ」を持つ社員です。同資格は、かまぼこの歴史や製造工程、食品科学などを学び、年1回の筆記・テイスティング・面接試験に合格した社員に与えられる3段階の認定制度で、商品企画や接客などに活用されています。
鈴廣は、自社サイト「かまぼこのある暮らし」で干支飾り切りのほか、「結び」かまぼこを使ったお雑煮や、年越しそば、七草粥向けのレシピも公開中です。今後も季節行事と結びついたメニュー提案を通じて、かまぼこの新しい楽しみ方を広げていくとみられます。
【レシピ・サイト情報】
午の飾り切り 詳細レシピ
かまぼこのある暮らし 季節レシピ一覧
source: PR TIMES
