縄文麦酒(長野県茅野市)は12月24日、2025年に茅野市泉野の自社圃場で栽培・収穫したホップを使った冬の新商品「#CEA627」の販売を始めました。ビアスタイルはドライホップド・ヴァイスビアで、アルコール度数5%、苦味指標IBUは10、330mlで数量限定です。
同社によると、白濁した薄い黄色の外観と、酵母とホップが重なる複雑な香り、穏やかな苦味が特徴です。ヴァイスビアは南ドイツ由来で小麦を多く使い、一般に苦味が控えめな一方、酵母由来の甘い香りが出やすいスタイルとされています。今回は香り付けのためにドライホップ(発酵後などにホップを加える手法)を採用しました。
背景には原料の多くを輸入に頼る国内ビール市場で、地域の気候・土壌に根差した味づくりを目指す動きがあります。同社は2020年から試験栽培を進め、30種以上を育成。2023年には耕作放棄地だった約4000㎡を借り受け改良し、2025年にホップ苗を定植しました。今後は自社原料比率を高め、八ヶ岳西麓の「畑が語る」商品開発を継続するとしています。
【商品情報】
商品名:#CEA627
スタイル:Dry Hopped Weissbier
アルコール度数:5% IBU:10
容量:330ml(参考小売価格:オープン)
保存:要冷蔵
公式サイト:https://jomonbrewingcompany.com/
source: PR TIMES
