一般社団法人HASSYADAI socialは12月17日、若者を狙う詐欺の実例と対策をまとめた教材『騙されない為の教科書』vol.2の無償配布を全国の高校、少年院、児童養護施設向けに開始しました。シリーズ累計の無償配布数は47都道府県で約67万部に達し、配布対象は高校生約300万人を想定しています。
新版は、SNSの拡大で被害が増える「闇バイト」や、AIを用いた「なりすまし詐欺」などを追加し、騙す側の視点も含めて注意点と対処法を整理しました。オンラインゲームをきっかけにした勧誘、フィッシング詐欺、タスク詐欺、投資詐欺、マルチ商法、ねずみ講、無料商法、リボ払いなども扱い、専門用語は「偽サイトなどで情報を盗む手口（フィッシング）」のように噛み砕いて説明するとしています。背景には、2025年上半期の特殊詐欺被害額が約600億円とされ、被害が高水準で推移している点があります。
教材は家庭科・公民科などの授業配布資料としての活用に加え、出張授業や投資詐欺を疑似体験するゲーム型プログラムにも展開しており、今後も配布拡大と啓発手法の検討を進める方針です。
【教材情報】
特設ページ https://social.hassyadai.com/consumer-edu
申込フォーム https://social.hassyadai.com/consumer-edu/contact
source: PR TIMES