過去3年以内に自宅の電気トラブルを経験した全国100人のうち、修理先として「1か所だけに連絡した」と答えた人は58.0%と過半数を占めました。一方で「連絡はせず自分や家族で対処した」人も24.0%おり、急な停電やコンセント不良でも業者を比較せずに判断している実態が浮かびました。

最初に頼った情報源は「インターネット検索」が29.0%で最多、「電力会社への直接問い合わせ」が22.0%で続きました。過去に利用したことのある業者や、入居時に案内された連絡先を使った人は合計21.0%(11.0%+10.0%)で、事前に知っている窓口が安心材料になっていることが分かります。SNSや動画サイトを最初の情報源にした人は3.0%にとどまりました。

依頼先を決める際に重視されたのは「料金の内訳や追加料金条件の分かりやすさ」が27.6%で最多、「紹介してくれた人への信頼感」26.3%、「作業料金の安さ」25.0%が続きました。「会社の規模や知名度」は14.5%にとどまり、利用者は大手かどうかよりも、料金の透明性や第三者の信頼を重視していることがうかがえます。

今後は、見積もり条件の明確化や口コミ・事例公開など、不安を減らす情報提供が電気工事会社選びの重要な差別化要素になるとみられます。

source: PR TIMES

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