山形県唯一の有人離島・飛島で2025年8月に実施された「やまがた海洋塾2025~飛島探検隊」に参加した小学生22人(県内の5・6年生)が、体験から学んだ海の環境問題や安全な遊び方への思いを込めたランチョンマットを制作しました。2026年3月頃から酒田市飛島の旅館とカフェ計2カ所で順次使われ、島を訪れる観光客らに子どもたちのメッセージを伝えます。
海洋塾は、一般社団法人海と日本プロジェクトin山形が主催し、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として開催されました。子どもたちは、ライフジャケットの着用方法や海での「そなえ」(危険への備え)を実践的に学び、透明度が高いことで知られる飛島海水浴場でシュノーケリングも体験しました。海洋ごみや島の歴史・文化、北前船との関わりも学習し、豊かな自然と人の暮らしの関係を考える機会となりました。
2日間の学びの振り返りとして、参加者はそれぞれキャッチコピーとイラストを作成し、自分の気づきだけでなく仲間の視点も共有しました。完成したランチョンマットは、飛島に来島した人に海の現状を「自分ごと」として感じてもらうことを狙いとしています。今後も同団体は、庄内海岸や飛島を舞台に、子どもたちが海を守り慈しむ心を育てる継続的なプログラムを展開していくとしています。
【店舗情報】
沢口旅館 山形県酒田市飛島勝浦甲73
しまかへ(島内唯一のカフェ)山形県酒田市飛島字勝浦乙177 マリンプラザ2F 島のカフェスペースしまかへ
しまかへ公式サイト https://www.shimacahe.com/
【プロジェクト情報】
海と日本プロジェクトin山形 公式サイト https://yamagata.uminohi.jp/
学びの動画レポート https://yamagata.uminohi.jp/report/umi2025kaiyoujyuku1/
source: PR TIMES
