全国の男女491人を対象にしたインターネット調査で、「首都圏で住みたい路線」1位はJR山手線(19.3%)、2位はJR中央線(13.6%)、3位は東急東横線(12.4%)となりました。回答者は女性324人・男性167人で、調査期間は2025年12月1~2日です。「住みたい路線に求める条件」では「混雑が少ない」が32.8%で最多でした。
上位には山手線、中央線、東急東横線、東急田園都市線、JR京浜東北線、東京メトロ丸ノ内線など、ターミナル駅へのアクセスがよく、主要エリアを短時間で行き来できる路線が並びました。都心や人気エリアへの近さに加え、沿線の商業施設やカフェ、公園など生活インフラの充実度も評価されています。一方で、郊外の落ち着いた住宅地に伸びる中央線や田園都市線、京浜東北線が入ったことから、「利便性」と「静かな住環境」の両立を求める傾向もうかがえます。
求める条件では、「他路線も使いやすい」(24.4%)、「電車の本数が多い」(13.8%)、「都心に出やすい」(12.0%)が続き、遅延時の代替ルート確保や、数分おきに電車が来る安心感を重視する声が目立ちました。「治安がいい」「商業施設が多い」といった暮らしの安心・利便性も上位に入り、日々の移動ストレス軽減と生活の質向上が、路線選びの中心になっていることが分かります。今後もテレワークの浸透や再開発エリアの拡大により、人気路線や沿線の評価は変化する可能性があり、不動産選びでは複数駅・複数路線を比較する視点が一層重要になりそうです。source: PR TIMES
