プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズは、2025年12月9日(火)、愛媛県松山市の松山聖陵高校で、株式会社合田工務店と合同の特別授業を実施します。対象は建築科2年生で、球団取締役1人と建設会社社員3人が登壇し、地域産業の役割や建設業界の仕事、将来のキャリア形成について講義と質疑応答を行います。
背景には、今季の公式戦スタジアムで実施された高校生の建築作品展示「SETO CRAFT テクノアート展」があります。多度津高校、坂出工業高校、松山聖陵高校の建築科生が参加し、球場コンコースを「建築作品ギャラリー」として活用。観客動員が見込めるプロの試合会場で、生徒の作品を広く発信する機会を創出しました。ガイナーズは、このように球場を「地域のハブ」として使い、学生と企業をつなぐ探究学習プログラムを既に20校超へ展開しています。
同球団の教育モデルは特許を取得しており、2026年には導入校を50校に増やす計画です。企業にとっては、自社の課題を高校生と共有し、将来の人材・ファン・顧客との接点を早期に築ける点が利点とされています。地方球団が教育事業を軸にまちづくりとビジネスを両立できるか、今回のような地域キャリア連携の成果が今後の注目点となります。
【イベント情報】
会場名 松山聖陵高校
住所 愛媛県松山市
開催日 2025年12月9日(火)
内容 建築科2年生向け合同特別授業(講義・質疑応答)
source: PR TIMES
