全国の推し活経験者500人を対象にしたネット調査(2025年6月19〜23日)で、推しは「1人/1グループ」が45%で最多、20代の7割超は複数の推しを“掛け持ち”していることが分かりました。年代別では60代に一途派が目立ち、20代は「多推し」が主流でした。
推し活は、好きな芸能人やキャラクター、クリエイターなどを応援する行動を指します。調査はフォーイットが実施し、推しの“数”では「1人」が最多である一方、20代では70%超が複数推しでした。候補の見つけ方は世代で大きく異なる傾向が示され、若年層ほど多様な接点から推しを広げている可能性があります。
属性別では、2人以上の推しを持つ人は未婚者にやや多く、自由に使える時間と資金が影響しているとみられます。一方で年収の多寡による差は小さく、所得にかかわらず推しを楽しめる状況がうかがえます。対象は推し活経験者に限定されており、全体の実態をそのまま示すものではない点には留意が必要です。
エンタメやマーケティング各社は、60代の深いロイヤルティと20代の複数接点という二極の行動特性を前提に、情報設計やイベントの提供方法を最適化する動きが広がりそうです。
【調査概要】
対象者 推し活をしている/したことがある20〜69歳の男女
サンプル数 500
居住地 全国
調査方法 ネットリサーチ
実施期間 2025年6月19日〜2025年6月23日
source: PR TIMES
