12月3日、今冬期の西日本の高速道路での安全確保に向け、NEXCO西日本が凍結防止剤散布、除雪、予防的通行止め、並行国道との同時通行止めの4施策を実施し、5つの情報発信を強化します。基本方針は「人命最優先」と「大規模な車両滞留の徹底回避」の2点。大雪警報等の際は外出を控える・広域迂回・出発時間変更の3点を利用者に促します。

予防的通行止めは激しい降雪前に早めに区間を止める措置、同時通行止めは高速と並行する主要国道を同時に止めて流入を抑える運用です。通行止めの可能性や最新交通情報はホームページ等で提供し、アイハイウェイアプリにはプッシュ通知機能を導入。気象予測会社のアプリでも注意喚起を行い、Xの地域別アカウントと高速道路影響情報サイトでも地域ごとの状況を伝えます。テレビCMとラジオCMの2媒体でも安全啓発と緊急情報を周知します。事前準備として、アイハイウェイ・高速道路影響情報サイト・JARTICの3サイトで最新情報を確認し、冬用タイヤ装着と点検、タイヤチェーン携行(大型車は特に)を求めます。走行中は急ハンドル・急加速・急ブレーキを避け、速度控えめと車間確保、情報板やハイウェイラジオの確認、雪氷対策作業車への配慮の4点を呼びかけます。荷主企業や運送事業者には広域迂回、ルート見直し、運送日の変更の協力を依頼しています。

今後は寒波の予測精度向上とアプリ通知の活用で、早期の注意喚起と段階的な交通規制を組み合わせ、混乱の最小化を図る見込みです。

source: PR TIMES

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