株式会社ファイブグループ(東京都武蔵野市)は7日、人材の特性を生かした経営を行う法人を表彰する「才能経営®推進法人大賞」を受賞しました。主催は一般社団法人日本適性力学協会で、同社は飲食業界から初の受賞となります。従業員数はグループ連結で2,346人(正社員456人・アルバイト1,890人)です。
同社は2019年から、人材開発ツール「タレントダイナミクス」を導入し、社員を8つの特性プロファイルに分類。診断結果をもとに、管理職を中心とした配置や育成、研修内容を設計してきました。タレントダイナミクスはシンガポールのGenius Groupが開発し、日本では防衛省の広報官研修などでも使われている手法で、個人の適性と組織内での役割分担を明確にする点が特徴です。
ファイブグループでは、社内に資格保有者を置き、プロファイル別の接し方や会議設計、人材定着策まで内製化。これにより、店舗現場のコミュニケーション改善や離職防止につなげているといいます。同社はすでに「働きがいのある会社ランキング」飲食業界1位や「健康経営優良法人」7年連続認定なども取得しており、人材重視の経営姿勢が評価を重ねています。
今後は、「“楽しい”でつながる世界をつくる」というミッションのもと、個々の特性を尊重した人材活用をさらに進め、飲食業界における人的資本経営のモデルケースとなるかが注目されます。
【企業情報】
社名 株式会社ファイブグループ
本社所在地 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-5-10 いちご吉祥寺ビル7F
設立 2003年6月30日
source: PR TIMES
