集合住宅向けネットサービス「アイネット ヒカリfast」が、東京都多摩市のマンション「プラザマキシム」(50戸)で稼働を始めました。提供するAi.Connectによると、サービスは2025年8月の提供開始後、物件オーナーや管理会社から問い合わせが増え、複数物件で採用が進んでいるといいます。今回の物件ではバックボーン(建物側の基幹回線)を1Gbpsから10Gbpsへ切り替え、館内を光ファイバーのみで構成する「オール光配線」に刷新しました。

導入に合わせて防犯カメラも設置し、通信の高速化・低遅延化と安全性向上を同時に狙います。加えて、従来は配管経路がなく施工不可とされていた1戸についても、新設ルートを確保して回線を引き込み、50戸すべてで利用可能にしました。

同社は2024年に複数社でオール光配線方式の実証実験を行っており、既存物件での施工性や通信の安定性を検証した結果を、今回のサービス設計に反映したとしています。今後は既存・新築を問わず展開し、防犯カメラやスマートホーム、高齢者見守りなどとの連携も強める方針です。

【関連情報】

関連リリース(提供開始)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000089346.html

関連リリース(実証実験)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000089346.html

source: PR TIMES

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