BizTechが1月28日に開催する国内最大級のAIイベント「AI Market Conference 2026」で、リベルクラフトの三好大悟氏(CEO)が15:20〜15:50に講演する。形式はオンライン9:00〜16:30(定員3,000人)と、18:00〜20:30のオフラインMeetup(京橋エドグラン、定員100人抽選)で、参加費はいずれも無料。申込締切はオンラインが1月27日12:00、Meetupが1月20日18:00。
講演テーマは「エージェントで進化するRAG運用」。RAGは社内文書などを検索して回答に根拠を付ける手法で、エージェントを組み合わせた“Agentic RAG”により、クエリ拡張や複数検索、矛盾検知などの多段階処理を自動化し、精度と網羅性の向上を狙う。技能伝承支援では熟練者の判断根拠を多段クエリで抽出し、VoC(Voice of Customer:顧客の声)分析では発話ログを複数パターンで検索する事例を紹介予定という。
一方でクエリ増加に伴うトークン膨張やAPIコスト増、セキュリティ要件、マルチモーダル対応といった課題も想定され、必要に応じたローカルLLM併用やクラウドLLMとの役割分担など「現実的な最適解」を整理するとしている。今後は、業務要件とコスト・安全性のバランスを踏まえた運用設計が導入の成否を左右しそうだ。
【イベント情報】
AI Market Conference 2026
開催日:2026年1月28日
オンライン:9:00〜16:30(定員3,000人)
オフラインMeetup:18:00〜20:30(会場:京橋エドグラン、定員100人抽選)
詳細:https://ai-market.jp/aimarket-conference-202601/
source: PR TIMES
