AIデータ社(東京都港区)とリーガルテック社(同)は12月22日、ロボット技術で生まれる発明・ノウハウ・制御データを「発明→保護→販売→改良」まで循環させるIP as a Service(IPaaS)型プラットフォームを共同で打ち出したと発表しました。特許化支援「Tokkyo.Ai」と、制御・試験・動作ログを扱う「AI Robotics on IDX」を組み合わせます。
狙いは、設計ノウハウや動作アルゴリズムなどが社内に埋もれやすい課題に対し、知財プロセスを連続運用できる形へ揃えることです。発明抽出後、Tokkyo.Aiでテンプレート化・特許化し、APIまたは文書でSaaSライセンスとして提供、導入企業の利用ログをVDR(バーチャルデータルーム)で管理してROI(投資対効果)を可視化し、得られた利用データを次の発明へ反映します。
また、技術評価やデューデリジェンスで必要な情報を安全に共有するデータルーム機能を備え、コンタミネーション(情報混入)防止に配慮した運用を想定します。まず国内ロボット企業での導入を進め、知見蓄積後にアジア・欧米への展開も検討するとしています。
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AIデータ社ニュース https://www.aidata.co.jp/news/251222/
source: PR TIMES
