B1リーグの群馬クレインサンダーズは9日、身長207センチ・体重121キロのセンター、ケニー・ローソン・ジュニア選手(36)と2025-26シーズンの選手契約(新規)に基本合意したと発表しました。ローソン・ジュニア選手は同日15時付で自由交渉選手リストから抹消される予定です。
ローソン・ジュニア選手は1988年9月18日生まれのアメリカ出身で、クレイトン大学卒業後、2011年にJiangsu M. Kingsでプロキャリアを開始しました。イスラエルやイタリアなど複数国のクラブを経て、2020-21シーズンに佐賀バルーナーズで日本入り。以降、山形ワイヴァンズ、ベルテックス静岡、愛媛オレンジバイキングス、長崎ヴェルカ、香川ファイブアローズ、千葉ジェッツと国内外を渡り歩き、2022-24シーズンには静岡で主力としてプレーしました。
日本での在籍クラブはBリーグやB3リーグを含め8クラブに及び、ペイントエリア(ゴール下付近)での得点力とリバウンド、フィジカルの強さに定評があります。群馬はクラブコメントで、日本での豊富な経験と高い得点力を評価するとともに、チーム事情を踏まえた急なオファーに対し迅速に加入を決断した点を強調しています。
群馬は近年、ケガ人の影響などでインサイドの層が課題とされており、経験豊富なビッグマンの補強によって攻守の安定化を図る狙いがあるとみられます。今後は、来季に向けた他ポジションの補強状況や、チーム戦術へのフィット具合が、B1での上位進出を左右するポイントになりそうです。
【クラブ情報】
群馬クレインサンダーズ
本拠地 群馬県太田市
設立 2010年
ホームアリーナ 太田市内アリーナを中心に使用
source: PR TIMES
