コンサルティングファームのBallista(東京都千代田区)は、新卒・若手社員を対象とした1か月集中型の対面研修サービスを2026年1月に開始します。東京都内会場または企業オフィスで平日に実施し、1クラス10~20人程度の少人数制とし、2026年度は導入企業を2社に限定します。
研修は、同社が社内で行ってきた「コアコンサルティング研修」を外部向けに再構成したもので、創業3年で売上0.8億円から9.2億円へ成長した過程で蓄積したノウハウを基盤とします。ロジカルシンキングの座学に偏りがちという既存研修の弱点を踏まえ、調査・分析、資料作成、Excel活用など、現場で必要な「ロジ周り」の実務を体系的に学べる構成が特徴です。
カリキュラムは、マインドセットや行動規範に加え、リサーチ技法、議事録作成、タスク設計、プレゼンテーション、会議運営、プロジェクト設計・管理、ステークホルダーマネジメントなどを網羅。実プロジェクトを模した演習とOJT形式を取り入れ、受講者が「指示を受けて自律的にタスクを完遂し、成果物を上席に説明できるアナリスト」になることをゴールとしています。講師は経営陣を含む現役コンサルタントが務め、フィードバックとメンタリングで実務レベルのスキル定着を図ります。
同社は、AI時代におけるコンサルタントの役割変化を見据え、実務経験に裏打ちされた育成メソッドを共有することで、コンサル業界全体の底上げと日本企業の課題解決力向上につなげたい考えです。限定2社からのスタートとなる今回の研修が、今後どの程度スケールし標準的な新人育成モデルになり得るかが注目されます。
【研修情報】
サービス名:新人コンサルタント育成研修(1か月集中・対面型)
実施時期:2026年1月開始予定
形式:参加型グループ演習中心/対面
定員:1クラス10~20名、2026年度は2社限定
申込方法:Ballista公式サイト問い合わせフォームにて受付
source: PR TIMES
