Cohesityは2025年12月22日、Google Cloudとの複数年の戦略的パートナーシップ拡大を公表し、AI活用とサイバー攻撃からの復旧力(サイバーレジリエンス)を一体で高める統合を進めます。対象はエンタープライズ企業で、データ主権や規制対応を満たしつつAI導入を後押しします。

焦点は4点です。①企業データ検索の強化として、AIアシスタント「Cohesity Gaia」にGoogle CloudのVertex AI Searchを組み込み、根拠ある回答を迅速化する計画です。②脅威対策では、Google Threat IntelligenceのIoC(侵害指標)連携でバックアップ内の脅威検知・スキャンを支援し、Mandiantとも連携します。③データ主権では、Google Cloud Data Boundary内での展開や、変更不能コピーを隔離保管する「FortKnox」を地域内に置く運用を想定します。④保護範囲はCompute EngineやCloud Storageに加え、GKEやBigQueryなどへ拡大したとしています。今後はクラウド分離リカバリなど未提供機能も予定され、提供時期は確定ではありません。

source: PR TIMES

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