アニメ制作工程のDXを進める株式会社CrestLab(東京都千代田区)が、日経クロストレンドの特集「未来の市場をつくる100社【2026年版】」エンタメ分野に選ばれました。CrestLabは、AIを活用してアニメ制作の動画・仕上げ工程の約7割の工数削減を実証しており、生産性向上と品質維持の両立が評価された形です。

日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社」は、2019年から毎年12月に発表される企画で、2026年の社会や生活を変える可能性を持つ企業を10分野で選出します。物価高騰や人手不足など日本社会の課題と、AI進化による生活・消費の変化を背景に、ビジネスモデルの革新に挑む企業を独自調査でリストアップしています。

日本のアニメ産業は、世界的な人気の一方で、国内アニメーターの減少や長時間労働、海外委託依存など構造的な問題を抱えています。CrestLabが2025年から開発する「ANICRA」は、こうした現場の課題をAIで補う制作支援基盤で、複数スタジオでの実証実験により、高い工数削減効果が確認されています。

同社は今後、テレビ放送や配信向けの商業作品など多様な制作現場への導入を進め、アニメスタジオにとって標準的な制作インフラとなることを目標にしています。AIがクリエイターを補助するモデルがどこまで浸透するかは未知数ですが、人材不足が続くアニメ産業の生産性向上策として、導入拡大の動向が注目されます。

【サービス情報】

AIアニメ制作支援基盤「ANICRA」

導入・トライアル相談窓口:CrestLabコーポレートサイトお問い合わせページ

https://crestlab-inc.com/

source: PR TIMES

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