株式会社ワールドウィングエンタープライズ代表の小山裕史博士は2025年11月24・25日、タイ・バンコクで開かれた国際会議「i-CREATe 2025」で基調講演し、B.M.L.T.カム®マシン動作で観察される二相性の筋弛緩現象を踏まえた神経機械的制御概念「Relaxation-Gated Torque(RGT)」を提示しました。招聘はシリントーン王女殿下の意向とされ、主催側(マヒドン大学)の現地視察で、パーキンソン病の機能改善や脳梗塞・脳出血後の回復に関する科学的背景、BeMoLo®シューズの応用可能性が評価されたことが背景です。講演ではカム機構による動的負荷変調、動作の滑らかさ・協調性の観察所見、パーキンソン病・脳卒中後・高齢者の症例ベースの知見も報告しました。一方で図表・写真は概念提示目的で、定量データや解析条件は今後の査読論文で示す予定としており、臨床的有効性の一般化は追加検証が焦点になります。今後は論文化とデータ公開の進展が、リハビリ工学領域での位置づけを左右しそうです。
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